アイシールド21
フィールドでプレーする誰もが必ず 一度や二度 屈辱を味わわされるだろう
打ちのめされたことがない選手など存在しない
ただ 一流の選手は あらゆる努力を払い速やかに立ち上がろうとする
並の選手は 少しばかり立ち上がるのが遅い
そして敗者は いつまでもグラウンドに横たわったままである
実在したテキサス大フットボールコーチのダレル・ロイヤルの手紙より引用されている。フットボールへの情熱を選手たちに訴えたもの。
敗北から立ち上がる主人公の様を示しています。
ダレル・ロイヤルはリンカーン大統領の挫折に負けなかった生き様を手本として上げています。
最近は「ブラックジャックによろしく」を読み、医の道に幻滅している。
楽しいアメリカンフットボールの漫画ですが、選んだセリフは全く関係ないです。w
脇キャラとして出てもいないかもしれない、主人公等の学校の校医の説明文でしたが、面白かったのでw。
高校アメフト秋季公式戦1回戦突破。
2回戦を前に選手補強もしたので、「蛭魔 妖一」の分析によると勝率は99%。
そう聞いて楽勝ムードになる部員にヒル魔の一喝。
性格も頭脳も悪魔なヒル魔だが、アメリカンフットボールに対しては真摯な情熱を秘めております。
AQUA
「恥ずかしいセリフ禁止!」
主人公「灯里(あかり)」ちゃんの「未来の火星」(アクア)での初めてのお友達「藍華(あいか)」ちゃんの決め?セリフ。
感動したりすると、すぐに赤面モノのセリフを言う灯里ちゃんへのツッコミセリフですw。
惑星改造され居住可能となった元火星「AQUA(アクア)」は、まるで今のヴェネツィアのような水都。
ゆえにゴンドラが日常的に使われていて、その漕ぎ手「水先案内人(ウンディーネ)」を目指す地球育ちの女の子「水無 灯里(みずなし あかり)」ちゃんの物語。
で、名言解説。
まだ半人前の灯里ちゃんはゴンドラを漕ぐのが遅く、初めてのお客さんをロープウェイの時間に間に合わせられそうもない。
そこで指導のために同乗しているトップクラスのウンディーネ「アリシア」さんに漕ぎ手を変わってもらおうとしますが、
「ちょっと待て! おい もみ子…オレはあんたの客だぞ たとえ半人前でも水先案内人(ウンディーネ)なんだろう?」
というお客さんの一言でゴンドラを逆向きにします。
で、今回紹介したアリシアさんのセリフに続きます。
地球でバーチャルで独学で勉強した灯里ちゃんは、ゴンドラの漕ぎ方を逆向きで覚えてしまったのです…。
ちなみに「もみ子」ってのはもみあげが長いから。w
お客さんも別の職業の「半人前」の若者だから、こう言ってくれたのかな。
ARIA
アリシア「灯里(あかり)ちゃん 藍華ちゃん」
二人 「「はいっ」」
アリシア「がんばって楽しんできてね」
藍華 「はいっ!」 がんばりますっ
灯里 「任せてください」 楽しむことだけは!
市民総出で開催されるゴンドラのマラソンレース開始前のやりとり。
アリシアさん大好きの「藍華」と、何でも楽しんじゃう「灯里」の性格がよく出てるw。
「あ゛あ゛―――――――っ」しまったあ―――
いつも灯里の「恥ずかしいセリフ」を禁止している藍華ちゃんが、珍しく「恥ずかしいセリフ」を言ってしまい、逆に禁止されてしまうシーンですw。
「730個!」
上に紹介している「AQUA」の続編漫画です。
会社のゴタがあって作家が大量に流出したのよね、作品もろとも…。
くるみパン大好きな「晃(あきら)」は藍華ちゃんの先輩。
で、言われて驚いた藍華ちゃんが「一年分=730個」と計算するのが面白かったのでw。
いや、別に晃さんが日に2個食べるわけではなくw、火星の公転は地球の2倍なんだそうですw。
「はい 人を待ってるんです」
「けっこう待っている気がするが?」
「はい けっこう時間がかかるそうなんです」
「…退屈じゃないかね?」
「はい でも大丈夫です
私 のんびりまったり大歓迎なので」
オープンカフェで知り合ったオジサンと、灯里ちゃんの会話。
「のんびりまったり」したいものですな…。(いや充分してるがw
アクメツ
「ほんとムカつくんだよな――
ほら
聖戦とか 正義の革命とか言って 爆弾とか使って 市民を犠牲にして 平気でいるバカ!!
そういうバカに限って ご大層な理屈を並べて自分を正当化しやがる
たとえキリストに釈迦―――どんなにりっぱで偉い人の考えだろうと 人の考えなんて所詮はエゴだろっ!!
勝手極まりないエゴのために犠牲などあっちゃいけね――んだよ」
風刺漫画と呼んでよいのでしょうかね?
汚職とか天下りとかしてる役人・政治家をザクザク殺していく漫画です。(ぇ
「アクメツ」は悪を一人滅する際に、犠牲を出さず自分ごと殺しています。
そんな「アクメツ」が、正義をかざし政治家を狙ったあげく仕損じてSPや秘書や「アクメツ」を殺した模倣犯「ニセアクメツ」に詰め寄る!
このセリフの締めは、
「犠牲なき悪滅 それができねぇなら最初からやるべきじゃね――」
です。
甘い生活
「この下着には愛があります」
「恥ずかしくはないか? そんなセリフ」
…と続くわけですが、このマンガを示す一番なセリフかもw。
下着メーカーで働く若者のサクセスストーリー? …何か違うw。
下着がテーマなせいかHっぽいんだけど…Hマンガと思って読んではいないですね。
新しい下着を作ろうと試行錯誤をくり返すとことかが面白いかな。
下着にしか興味が無い――変態という意味ではなく、女性が着て気持ちのいい下着を作ることしか頭に無い偏った職人気質な感じ…っつーか天然系――主人公「江戸 伸介」の彼らしい告白。
「それが判れば苦労はしません」
「たぶんねェ…江戸さんってムチャクチャ女好きなんだと思うの」
「なによそれ?」
「悪口言ってんじゃないよ このひと日本一女の人の肉体が好きなのよ だから みんな恋人に触られてるような気になっちゃうのよ きっと」
「わ…判るような気もするけど… それじゃヘンタイみたいじゃない」
「そーだよ 江戸さんがこの性格でなきゃ 立派な変態だわさ」
「エロス(肉体の愛)やのうて… アガペー(神の愛)で触ってくるヘンタイか…」
主人公「江戸 伸介」の手は、何故か女性にとって信じられないくらいに気持ちがいい。
でも当人は欲情というものから遠くかけ離れた…天然な人だったりw。
アルスラーン戦記
「ところでギーヴはどうした。このところ姿が見えぬが」
アルスラーンに問われて、ダリューンとナルサスは苦笑の表情を見あわせた。いささか曲線的な返答を、若い軍師がした。
「ギランには六十か国の美女がそろっております」
「……ああ、なるほど」
アルスラーンはうなずき、笑った後、この少年には珍しく諧謔(かいぎゃく)を飛ばした。
「一夜に一か国をまわるとしても、世界をめぐるのに二か月かかるわけだ。たいへんだな」
その冗談に、ダリューンとナルサスは笑ったが、後刻になって、「はて、笑ってよかったのであろうか」と妙な心配をしたものであった。
十四歳のパルス王国王太子「アルスラーン」と、黒衣の騎士「ダリューン」、軍師「ナルサス」の会話です。美男の色事師「ギーヴ」の人柄のわかる内容ですね〜。