スーパードクターK
「オレは‥‥医者だ!! 人間を治す医者だ! 人の生き血をすするケダモノ以下のクズ共は‥‥オレの専門外だ!!」
帯には「神技のメス、天才的頭脳、野獣の肉体。」とありますw。
凄腕の医者ながら、その腕を狙う権力者を嫌い、裏の世界に生きる医者「ドクターK」こと「KAZUYA」の物語。
このセリフの「ケダモノ以下のクズ」は、年老いて心臓に病のある権力者で、自分に心臓移植をするために適合する心臓を持つ若者をワザと車で轢かせたクズです。
久し振りに読みたいな〜と思ったら文庫版で出てくれました。
10巻まで出て止まってたけど、この12月から発売再開〜。
こういう真っ当(ぇ)な医者は今日本にどれくらいいるんでしょうね?
「医は仁術」という言葉が虚しく響く…。
いや、伯父さんも叔父さんもいい医者ですよw。
「うう‥‥」
「どうだ? 命を握った感想は?」
「命を?」
「そうだ 重かっただろう
論文や研究室の中では決して経験できない‥‥掛け値なしの命の重さだよ‥‥」
アメリカの大学の医者である「ジョージ・タケモリ」は、若き教授である「朝倉」に、日本で病院に勤めるように勧められる。
研究に携わり病院勤めを経験しておらず、論文を「命」という彼は、朝倉の日本の大学での同期である「高品」の個人病院に勤めるが、診療を高品に任せきりで動こうとしない。
Kに、(論文が命とは)「ずい分と軽い命だな」と言われた直後の急患の連絡。
向かった先の心停止している子供の心臓を直接マッサージし、もう助からないかもしれない状況でもマッサージを続け、ついには子供の命を助けたところ、その手は疲労により握力を失い診療カバンを持ち上げる事すらできなかった。
そこで診療カバンを持ってやりながらのKの一言。
命は…重い。
もちろん研究所で頑張って、新たな癌の治療法を発見するのも大切だが、医者はまず患者の存在を知ってほしいやね。
スーパーロボット大戦OG −ディバイン・ウォーズ− Record of ATX
『…出来るのか? エクセレン』
「んーまあ… あたしとこの子のデビューを祝ってくれるのは有り難いんだけど それにしちゃーくす玉が大きすぎの気がするのよね」
『真上で割られてはかなわん 頼むぞ』
「おまかせッ♪」
軽妙なやり取り…と言うのか、良い感じw。
「キョウスケはいいんだ?」
「……構わん」
信頼関係…かな、それが良い。
「は? よろしいのですか?」
「貴様は馬鹿か 奴の目的はクレイドルへ逃げ込む事だ ならば所詮袋の鼠だ いつでも料理できる
ましてや今ので奴の奥の手も見切った 今は後退して戦力を整え こちらの被害を最小に抑えて勝つ策を練るのが優秀な指揮官というものだ
この私に手の内を見せたのが 奴らの敗因となるのだ くくくく」
「あら もうお帰り? ここからがホンバンじゃないの――?」
「むざむざ有利な陣地を明け渡す気か? どういうつもりかわからんが こちらにとっては有り難い 全機ドラゴン2へ合流 このままクレイドルまで前進するぞ」
…自分では有能と思っている小心者な指揮官って、迷惑だよな。(汗
敵の指揮官は、自分がチキンであるという自覚が無い。
一発かまされて、腰が引いたわけで…自分たちの戦力を整えるのと、相手が戦力を整えてしまうのと、その見極めが…甘いし。
敵(主人公側)に対する過小評価とか…それも自分を「有能」と勘違いしているからだろうしね…
安定した戦況でならそれなりに仕事しそうだが、流動的な局面とかには向かんタイプだな。
…それはともかく、あまりにも勘違いというか…分かっていないセリフが笑えるというか滑稽なので、載せてみたw。
「力持つ者には責任がある 理想だけでは世界は救えぬ!」
「それを捨てても 世界は救えねぇ!」
「正義の味方にでも なるつもりか」
「なる!」
世界を守るために、世界に戦争を仕掛けた男。
己が勝てば、己が守り、相手が勝てば、相手が守ってくれるだろうという…ビアン・ゾルダーク博士は漢である。
…それが戦争というのは困った手段ではあるが、異星人の侵略に抗するためには武力を上げる必要があったがゆえではある。
勝っても負けても己の願いは叶うとはいえ…
それに対するは若者、しかも最後の一撃は軍人でもないマサキ・アンドーの駆るサイバスター!
「失礼なっ もし死んでもわたくしはそんなあやふやなものに身をやつすつもりはありませんッ」
科学者らしいコメントw。
つか、ラドム博士は特に、異星人の技術とかも取り込むことを毛嫌いする人だからねぇw。
スクライド
「任せて下さい、水守(みもり)さん!」
「ミモリですっ!!」
「あってるでしょう?」
元凶「無常 矜侍(むじょう きょうじ)」を前にして、「桐生 水守(きりゅう みもり)」をかばう「ストレイト・クーガー」。
クーガーは人の名前をよく間違う。特に気に入った相手だと…ワザと間違えてるような?w
水守のコトも「ミノリ」だの「ミノル」だのと…その度に「ミモリですっ!!」と言ってきた水守。
だが最後の場面にきて正しく名前を呼び、微笑みながら振り返る。
漢やね。
「誰に命令してんだよ!」
「『シェルブリットのカズマ』に、だ」
「へっ、やってやるよ。『絶影(ぜつえい)を持つ劉鳳(りゅうほう)』さんよ!」
大ボス「無常 矜侍(むじょう きょうじ)」が呼び出したのは「劉鳳(りゅうほう)」の母親の仇!
無常本人は「カズマ」に任せ、劉鳳は仇を建物の外に叩き出しケリをつけにいく。
互いに嫌い合っていたのに、いつの間にか最も信頼に値する相手になっている…。
カズマ 「そんなこたぁ先刻承知よぉーっ!!」
大ボス「無常 矜侍(むじょう きょうじ)」と主人公「カズマ」の対決!
単純で短絡に見えるカズマ。だが、彼はあえて「迷わずに真っ直ぐに」生きようとしている。
スクライド(漫画版)
「ガキを殺すてめえらが『正義』だというなら!!!
俺は『悪』でかまわねえ!!!」
こちらは漫画版です。
かなりな「バカマンガ」と化しておりますw。
熱い事は熱いんだけどねw。
で、まぁアニメと変わらず「カズマ」が「劉鳳」と対立。
劉鳳の属する「ホーリー」に腐った奴がいて、そいつが罪の無い子供を殺した。
カズマはそれに怒る!
劉鳳は、その行為を謝罪しつつも、それでも「ホーリー」を正義の集団であるといい、「カズマ」を犯罪者として扱おうとする。
そんな「劉鳳」への「カズマ」のセリフです。
スクラップド・プリンセス
「パシフィカ……」
シャノンは沈鬱(ちんうつ)な表情で言った。
「……太ったな」
「成長してんのよっ!」
喚くパシフィカ。
「なんか記憶にあるよりも重いぞ」
「だから成長してるんだから、重くもなるわよ!」
「あんまり身長は変わってないが」
「背丈以外にも色々あるでしょ、色々!」
「……ふむ」
腕を組みながら言うシャノン。
「そうか……おまえも育ち盛りだもんな。いつまでも子供だ子供だと思っていたら――こうしておまえも」
腕を組み、やたら年寄り臭い口調で言うシャノン。
「太っていくのか……」
「しつこいっ!」
パシフィカが両手を振り回して喚いた。
通称「棄てプリ」より、「シャノン・カスール」と義妹「パシフィカ・カスール」の会話。
直前までマジメ〜な話をしてて、照れ隠しにシャノンがパシフィカの頭を鷲掴みにし、そのまま片手で持ち上げて…。w
いい兄妹やねw。
涼宮ハルヒちゃんの憂鬱
「これ消失だー!」
[長門さんが作ったので]
長門の作ったハルヒや長門が出てくるゲーム…
長門ルートは明らかに「涼宮ハルヒの消失」に出てくる長門だったり…w
STREET FIGHTER ZERO
リュウ『これは…昇龍拳!! ケンの奴また禁じてを…!!』
「ケン…きさま!!」
ケン 「波動拳…竜巻旋風脚 そして昇龍拳
どれを欠いても技の組み立てに不都合が出ること おまえなら気付いてるはずだぜ」
リュウ「だッ…だが!! 昇龍拳を使えば「殺意の波動」に目覚めると師匠が…!!」
ケン 「俺達の将来を思って禁じてとした この点は師匠も甘かったと言わざるを得ないな
それがおまえのサガットとの闘いで裏目に出てしまったんだからな
さあ撃ってみせろよリュウ…
サガットをも一撃で倒したというおまえの昇龍拳を見せてみろ」
格闘ゲーム「ストリートファイターZERO」を見事に描ききった作品だと思います。
死闘の果てに破壊の力「殺意の波動」に目覚めてしまった格闘家「リュウ」の苦悩を描いた作品です。
で、この場面で語られているのがゲームの裏設定だとすると、見事にはまるのですよ。
[1]元祖である「ストリートファイター」の時、「昇龍拳」は「隠し技」だった。
→ 師匠に禁じて扱いされていた。
[2]「ストリートファイター」でボス「サガット」を倒し、その胸に大きな傷を残したというリュウの「昇龍拳」が、同門である「ケン」のソレに劣る。
→ リュウは「昇龍拳」を封印し「波動拳」を磨き、ケンは「昇龍拳」を使い続けていたので磨かれた。
連載を読んだ時には「なるほど」っと納得したものです。
SPRIGGAN
「奴らも逃げたことだし、今こそここで決着をつけようぞ、御神苗優(おみなえ ゆう)!」
「おい御神苗、なんだこいつらは!?」
「有名な傭兵の暁 巌(あかつき いわお)と ボー・ブランシェというお笑い芸人だ!!」
「ほう…」
「こら、誰が「お笑い芸人」だ!!」
元は敵として出てきた「暁 巌」と「ボー・ブランシェ」だが、流れから主人公「御神苗 優(おみなえ ゆう)」と「ジャン・ジャックモンド」と共闘するハメに。
で、このボーなんだが…変に純粋な性格なせいか、かなり暑苦しい人物で…
周りからはテキトーにあしらわれることが多い…
SLAM DUNK
「……………
バスケが したいです……」
ま、説明するまでもなく有名な漫画の有名なセリフだとは思うけど。
挫折からバスケ部を離れていた「三井」が恩師の姿を眼にして本音をさらす…。
セキレイ
「…あの人 命令を聞けないセキレイは要らないって言ったんだ 俺…なんだか すごく腹が立って… ごめん…ああいう人とは仲良く出来ない」
人ではない「セキレイ」という女の子ら(あ、男の子もいたか…)のバトル漫画…?
主人公に対し、共闘を持ちかける男がいたが…
聖闘士星矢
「おもえばこうなることはわかっていたのじゃな…
紫龍(シリュウ) おまえは自分のためよりも義のために生きる男… 人のために命をすてられる男…
情のためよりも 義のために生きることはすばらしいが… 悲しいな 紫龍よ…」
老師が、弟子である龍星座(ドラゴン)の聖闘士「紫龍」が「使えば命を落とす」として禁じ手とした「亢龍覇」を使ったのを感じて思う。
義のためなら己の命を捨てる事をためらわぬ紫龍であれば、禁じ手としたとしても必要とあらば…。
絶対可憐チルドレン
「任務の制服にアナタたちミニスカ着せてマース! ただの広告塔で戦力でない証拠デース! ただのパンチラ少女アイドルに過ぎまセーン!」
「……それは違うぞ、メアリー。 制服にミニスカを希望したのはコイツだ。」
「ホワッ!?」
「え、何それ!? 初耳!!」
「だって…… 紫穂や葵のがチラチラ見えた方が、楽しくてやる気出るじゃん? んで、パワーも出るじゃん?」
「アナタも見られるのデスよ!? ロリコンの大きいオトモダチに!!」
「僕を指さすなよ!!」
「フ…… 肉を斬らせて 骨を断つ!」
「オー……!! (サムライ……!!) ユー サムラーイ! ワタシ今 サムライの心 知りマシタ…!!」
「共に戦おう、カウガール!」
超能力者が普通にいる世界。
最強レベルなので政府に保護+協力関係にある3人の小学生の女の子「薫」「紫穂」「葵」と、管理官の青年のお話。
任務の関係でアメリカ政府のメアリーと組ませようとするが、メアリーの方が不満顔。
で、今回の流れに続く。
薫は女の子なのに女ズキのオッサンみたいなところがありますが…制服もコイツが決めてたんかいw。
創竜伝
不意に続が立ちどまり、考えつつ歩いていた余は次兄の背中に衝突してしまった。続が立ちどまったのは、始が停止したからである。兄たちの視線を追って、余は、「書閣(しょかく)」と記された建物に気づいた。たたずんでいた始が、かなり大きな二階建にむかって歩きだす。弟たちは顔を見あわせた。
「どうも書物の女神が兄さんにウィンクしたみたいですよ」
「じゃ、ここ、図書館?」
「たぶんね」
「あーあ、こりゃだめだ、猫に小判だぜ」
「猫に鰹節(かつおぶし)でしょ」
「マタタビだと思うな、ぼく」
長兄「竜堂 始(りゅうどう はじめ)」は若き活字中毒者です。次男「続(つづく)」三男「終(おわる)」末弟「余(あまる)」は長兄を尊敬しつつも、彼の弱点を心得ておりますw。
ソード・ワールドRPGリプレイ
スイフリー「わたしは、紛れもなく、精神力抵抗力にボーナスもない、ただのレッサー・エルフだ!」
パラサ 「レッサーって、はとこ(笑)。」
スイフリー「事実、闇(ダーク)エルフの完全下位だからなあ。エルフにできて闇エルフにできないことないからなあ(いじいじ)。」
8年前、ソード・ワールドRPGのリプレイの中でも、最強にデタラメで最高に笑えたヤツ等が1度だけ復活!
相変わらずだw。
種族「エルフ」でありながら、あまりの知略・狡猾・政治力のせいで「おしろいをつけたダークエルフ」「つけ耳をつけた人間」と言われ続けた「スイフリー」は、今回もダークエルフ嫌疑をかけられるw。
ちなみに「ソード・ワールドRPG」では、プレイヤーはダークエルフを選べないので、常に敵です。
その上、ダークエルフは精神力抵抗力+4(ということは精神力がエルフの2倍)、生命力も下手をするとエルフの3倍以上…。