とある科学の超電磁砲(レールガン)
「離れろよ」
「…何か言ったか?」
「今すぐ御坂妹から離れろっつってんだ 聞こえねえのか三下ぁツ!!!」
「最強」と戦わねばならない、そいつは「人」を殺すことにためらいのないやつで、だが退くわけにもいかない。
恐怖はあった。
しかし…現場を見てぶっ飛んだ。
ToHeart2
「ネタは却下ですからね」
にっこり微笑む委員長。
ギクリと肩を震わせた者、多数。
その中に俺も入っていた。
卒業式の送辞の言葉のアンケートで教室中が一生懸命に書いているというから、
「ふざけたコト書いてるんだろうな〜」
と予想してたら、学級委員長の「小牧 愛佳(まなか)」に柔らかな笑みと口調で却下されたんで大笑いw。
特捜サイコップ
「平和は乱すが正義は守る者 特殊強制執行サイコップ!!」
正式な警察組織ではなく特殊な遊撃隊扱いの「サイコップ」の一員のセリフ。
犯人に向かって突撃するときに叫ぶんだけど、「平和は乱すが」ってくだりが好き。w
特捜戦隊デカレンジャー
「改めましてボスの変身、デカマスター」
『デカマスター!』
「手帳はスペシャル、マスターライセンス」
『エマージェンシー!』
「アンビリーバボーな剣、ディーソードベガ」
『ディーソードベガ!』
「すご〜い」
「ところでボス そのマスクの中 鼻は一体?」
『あっ……それは聞くな』
隊員の紹介に、後ろの画面に映っている変身後のボスが応えている。
ボスは宇宙人で犬のような顔ですが、変身した姿は他のメンバーと基本的には変わらないマスク形状。
どう考えても鼻が収まるはずが無い…と誰もが突っ込むところを実際に突っ込んでしまうあたり、デカレンジャーは小技というか小ネタが効いているw。
都市シリーズ
「先輩!」
マイアーと呼ばれた青年将校は、息を切らしながらも叫んでいた。
「ぐ、軍に喧嘩を売るつもりですか!」
「うわ、君までそんなことを言いますか? 喧嘩を売ってきたのは、そっちじゃないですか。僕は基本的に善良かつ温厚だから断れなくて……」
「応用的には極悪かつ過激ですよね……」
「いやあ、でも、喧嘩とはいえ、買ったからには商売が成立してしまったわけですし、その場合は……、何て言うんですか? 僕を商売相手にすると……」
一息。
「赤字になりますよ」
「都市シリーズ」の第一巻より。
我が友ヒロに勧められたのも、世間的に評価が高いのも別の巻だけど、一巻から読みたくなるのも人のサガw。
ま、勧められて、興味があって買ったとしても、なかなか読み進められなかったりすることもあったりするんですが、ちょっとしたキッカケで一冊一気に読み終えられることもあるわけです。
そのキッカケがこのやりとりでした。
軍の研究所で飛行機(?)を作っていながら、その最新鋭機を軍に渡す事を拒んだヴァルターと、軍属であり最新鋭機の開発に関わった事のあるマイアー君の会話です。
「喧嘩の売り買い」を商売とするのも好みですが、さらに「赤字になりますよ」ってのが好みだったんで。
「いつも思うんだけど、こんなとこまで遺体運ぶの面倒だよね」
「一番実用的だ。疲労と危険なら、私は疲労を選ぶ」
「金と名誉なら?」
「どっちも取った後で休暇だ」
「リンさんらしい……」
「都市シリーズ」第三弾「香港」より。
風水師にして警察官の「アキラ」と、姉のような上司(正確には課が違うが)の「リン」の会話。
ある種ファンタジーな世界感ですので、死体が変形して別物となって動き出す可能性があるので、警察の死体安置所は深い地下空洞です。
とある「死体」に対し「交霊」を試みるために降りている最中の会話です。
作品として「香港」はいい感じ…と思わせつつ微妙な出来でしたが、ハシバシの会話はよかったですな。
友よ。近頃はさほど伝えるものがなく、お前と話す機会が失われた気がしていた。
とりあえず、今日は俺の昼飯と夕飯の内容から教えてやろう。
・カンパーニュ風パン
・水
俺はいつからバスティーユ監獄の人間になったんだ!?
「都市シリーズ」第五弾「巴里」より。
「ギヨーム・バルロワ」氏が友人にあてた手紙です。
料理の上手なメイドさん?の「ロゼッタ」を、主人公「ベレッタ」が連れ出してしまったので、家に一人残った「ギヨーム」のオッサンは貧しい食事と相成りましたとさ。w
知覚衝撃のため記乗者との思考接続を0・00000003秒シャットダウンしました
リスタートします
「都市シリーズ」第五弾「巴里」より。
ワラタw。
読まないと解りにくいかな〜と思いつつ、自分としては笑えたんでw。
重騎っつーのはロボットだと思って下さい。
記乗という特殊なやり方でパイロット?はロボットと感覚を一体化させることにより操縦してるので、雨が当たればパイロット?も感じるという仕組みです。
で、この本の最初の方にも似たような文章があって、その時はロボットの足にダメージがいったので、たぶんパイロット?にあまりに強い衝撃がいかないように、瞬間的に接続を切ってるんでしょうね。
で、本の3分の2が過ぎた頃に出るこの文章。
『色々、色々、色々と主人公ベレッタは目の前にたたずむ重騎に乗る友達以上の存在フィリップに関して悩んでしまいます。
どうやら、自分を止めるためにあえて勝負に出てきたらしい彼のことを、ここにきて真剣に考え始めてしまうわけです。
が、とにかく何とか結論めいたものを出し、いざ闘おうという時にフィリップが何かを言おうとして言いよどむのに、
《『えーと』》
えーとじゃなくて、早く言ってよ。お願いだから。
黙らないで! ここまで来て何も言わないのはやめてよ!!
『言いたいことがあるならハッキリ言ってよ!!』
《『じゃあオマエこの勝負に負けたら俺と正式につきあえっ!!』》
で、直後に今回の名言w。
……おそらく思考が飛んじゃったパイロット?のせいで機体が誤動作しないように、機体側が一時接続を切断したんでしょうなw。』
「巴里」は今までの都市シリーズの中では一番良さげですなw。
あーでも読まないとわからんかも、この名言は。
「都市シリーズ」第六弾「伯林」より。
「ダウゲ・ベルガー」が「ヘイゼル・ミリルドルフ」に溜息と共にかけた言葉。
独逸のゲハイムニス機関の思惑とベルガーの依頼人側の思惑との間で、自分は何もしていないのにちょっとしたキッカケで巻き込まれ翻弄され、それ故に何かをしなければならないかもしれない、また何もする必要が無く巻き込まれただけかもしれないという、どうしたらいいか解らなくなっているヘイゼル。
しかしベルガーは厳しい。
他人の思惑に振り回されず、自分はどうしたいのかとヘイゼルに言いたいのだろうね。
周りに合わせるより、まず自分を持つコトが大事かな。
と思わされました。
「防風盾符は持ったか? 衝角があっても後部衝撃波などが消えるわけではないぞ!!」
「既に符は使用開始してる。小姑だな」
悪態に、どちらともなく苦笑した。ベルガーは告げる。
「“疾風”を断ち切ったならば、その残骸が落ちるより先に彼女の回収を……」
「自分の“英雄(デア・ヘルト)”は空間を切り取る。操縦室ごと彼女を救い出して見せよう」
「成程。不器用なアンタには一つ良いところがある」
「何だそれは?」
「何言っても自身ありげに聞こえるってことだ」
「都市シリーズ」第六弾「伯林」より。
昔友人、今は敵対(?)関係な二人が呉越同舟。
ホントに今は敵対してるんか?な感じの会話が笑える。
とらいあんぐるハート 1・2・3 DVD EDITION
「どーんと大船…そーね、タイタニック号にでも乗ったつもりで、安心して待っててOKよ」
「…お嬢様…それでは沈んでしまいますが」
ま〜たベタなボケを…。
ヒロインの一人「月村 忍」と、同じくヒロインにして忍のメイド「ノエル・綺堂・エーアリヒカイト」の会話。
底抜けに明るく言われても、タイタニックでは安心できまへん。
トライガンマキシマム
「あのさ」
「なんだ」
「いろいろけっこう まんざらでもないもんだね
最後にこんな酒が飲めるなんて 僕は今夜のことをきっとしつこく思い出す」
「………へッ 人の話を全然聞いてねえや 馬鹿ッたれが」
平和主義者(?)「バッシュ・ザ・スタンピード」の物語。
行きがけに処刑されるところを助けた悪党くずれに、後悔や罪や大変な事は忘れちまえと言われる。
辛い事ばっかしだが、この出会いにもまた暖かみを覚えたのか、バッシュは忘れることをせずに再び歩きだす…。
DRAGON QUEST −ダイの大冒険−
「そっ…それは… ベホマ!!?
そ…それでは先程からの不死身ぶりも 自らの手で回復治療をしていたからなのか!!?
きっ…君は…まさかっ… 賢者!!?」
「…いや 違うね…! …おれは… 賢者じゃねえ…!!」
「!!?」
『…おれは… 賢者じゃねえ!』
『…なんでだよ師匠 だって師匠は攻撃系だけじゃなくて 回復系とかあらゆる呪文が使えるんだろう? それって立派な賢者じゃねぇか』
『…言葉面が気に入らねえんだよ “賢き者”なんてエラソーで ど〜も肌にあわねえ
第一 ドスが効いてねえじゃねえか!』
『………タハハハッ…!!』
『だからな オレは誰が聞いてもおそれいっちまうようなカッコイイ肩書きを考えたのよ! 世界に一人しかいねえ最強の呪文使いの名前! それが…!!!』
「………大魔道士!!」
「……なにっ!!?」
「…そう!! おれを呼ぶなら大魔道士とでも呼んでくれっ!!!」
あー、もー…ポップがカッコイイぜ!
そして、何だかんだ言いつつも、「先生」である先代勇者アバンと共に戦った「師匠」マトリフを尊敬しているんだなぁ…と。
ポップ「……へへへっ ついに大魔王サマが おれの名前を覚えたかい…… ざまあみろだぜ………」
な〜んとなく、わかる気がする。
ラスボス「大魔王バーン」に対する、勇者の相棒「魔法使いポップ」君です。
全世界が滅びようとし、止める手段も無い。
そんな状態でも、未だ抵抗しようとするポップに驚くバーンです。
DRAGON BALL
「い………いったはずだ…オ……オレはカカロットと闘いたいだけだと……
オ…オレは誇り高きサイヤ人の……王子なんだ………
てめえの家来になんかなってたまるか…!!!
カラダと心は支配されても 誇りだけは思いどおりにならんぞ!!!」
孫悟空(カカロット)のライバル、ベジータのセリフ。
ワザと敵に支配され、それにより限界以上の力を手に入れたベジータ。
だが、敵の支配は誇りにかけて受け付けない!
「身体は支配されても心は…」ってのはよくあるが、「カラダと心」を支配されても「誇り」で跳ね返すとは…。
トリコ
「オレは“食う”目的以外で獲物は殺さねぇ!!
食わねーなら殺さねーし 殺したならば食う…!! オレのルールだ」
書かないと、先を越されるねぇ…
まぁ、そういう考えが、心に響くということの証明とも言えるが。
「思い立ったが吉日! その日以降はすべて凶日だぜ ココ!!」
「占いの世界じゃあ 行動する時期やタイミングは大事なんだが…」
「最高のタイミングが もし1000年後だったら どーすんだ? おとなしくあきらめろってか?
たかだか100年しか生きねェ人間(オレたち)のタイミングは いつでも“思い立った時”なんだよ!」
主人公「トリコ」は「美食屋」をなりわいとし、世界中の食材を集めることを依頼されたり、生き甲斐として自らの食のために挑んだりする。
同じ「四天王」と並び証される「ココ」と同道し、今回は「フグ鯨」の捕獲に挑む。
「ココ」は美食屋は休業中で、凄腕の占い師として名が売れている。
そこで、こんな会話。
「思い立ったが吉日、その日以降はすべて凶日」とは1話から言ってたかな?
その真意がここで述べられているが、なるほど、と身につまされる。
思い立った時に動かないと…ね。
都立水商!
「先生……俺、女を笑わせるホストになるよ。
もう、目の前で泣かれるのは…まっぴらだ。」
都立の「水商売教育を専門とする高校」というとんでもない設定の漫画ですw。
で、まぁネタバレはいつものことながら、5話続いた話のシメのセリフだったんで一応隠し。マウスドラッグで見てくださいな。
「ホスト科」の「宮咲一生」のセリフ。
この5話を経験して、「ガキ」が「男」に変わりつつあるのを感じさせるセリフ。