ラブロマ
「………………いい男?」
「20%増量中だけどな」
「2002年アフタヌーン四季賞」の「春のコンテスト」で「四季大賞」を受賞した作品ですね。
その後、連載されるようになったようですが、この受賞作から面白かったです。
高校生の主人公がヒロインとデートする際に、ヒロインの女友達にWデートを持ちかけますと、
「いい男連れてくるんだったらOK!!」
「決まりですね!!」
となって現場に着くと、ちょい太目の男子が…。
で、女友達と太目の男の子との会話です。
クスッと笑う感じですねw。
ROOKIES
「過(あやま)って改めざる これを過(あやま)ちというんだ」
70年代の熱血ティーチャーと称されし国語教師「川籐幸一」のセリフ。
国語教師だけあってか、時々良いことを言いますw。
教師 やめてもらえませんか」
相手監督教師の生徒への想いの無さに、キレる寸前の川籐です。
足元にあった手持ちのROOKIESを一気読み中なので、続けて追加中でふw。
Routes
「……は、はじめるときは……
スイッチを押す」
ノベルゲーより。
元は電気調理器か何かの使い方を「ゆかり」に教えた時の台詞だが、それをHの前に主人公の口唇に人差し指を当てて返してくるあたり…何か甘々でいいなぁ…とw。
らぶ言われてもな。
「らぶ?」
訊かれてもな。
「……らぶ〜……」
がっかりされてもな。
「……ああわかったわかった、らぶらぶ。
らぶらぶらぶらぶらぶらぶら」
「ら・ぶ!!」
真面目に言え?
「……」
「……」
「ら……ぶ」
ダメ吉……
「らぶ〜〜〜!!!」
バカップル…w。
皐月はベラボー酔っ払ってます。(マテ高校生
Routes EXTRA MISSION
ゆかり
『ななななんですかあの宗一君のあの表情はあのいたいけな少年のようなウブな少年のような私達の見たこともない表情わー』
皐月
『ゆかり、落ち着くのよ、相手はお姉さんだもの、いくらナスティモンスター宗一だってお姉さんは対象外よきっとそうに違いない』
リサ
『でも七海ちゃんを手にかけるナスティデーモンよ、宗一は』
ゆかり
『危なーい、お姉さん危なーーーい!』
宗一はナスティボーイ(はちゃめちゃ小僧w)とあだ名されるんだが…
お姉さん(血は繋がっていない)の前では、ただの「弟」になってしまうわけで…
るろうに剣心 −明治剣客浪漫譚−
「言っておくが事態(コト)が起きても俺は一切手助けはせんぞ」
「わかってます
あなただってもともと半分近くは剣心の敵なんですから」
「半分以上だ 訂正しておけ」
主人公の最大のライバル「斉藤 一」(さいとう はじめ)と、ヒロイン「神谷 薫」(かみや かおる)の会話。
斉藤のこだわりが良いw。
REN−AI■恋愛■
「田島さんて 真吾さんの味方なんですね」
「先に俺の味方になってくれたのは 真吾のほうだから」
真吾を籠絡しようとする女の子に、田島久美お兄さんwの一言。
1巻の頃とか読むと、久美(ひさよし)の「味方」って真吾だけだもんなぁ…。
ろくでなしBLUES
鬼塚 「小太郎 こっち来い」
小太郎「…………」
鬼塚 「ん…」
武藤 「ま…まだだぜバカヤロォ…」
大橋 「こ…小太郎にゃ……………指一本触れさせねェっつったろ……」
武藤 「ま…前田さんからの厳命なんだよ…………」
「渋谷の鬼塚」との抗争。
鬼塚の舎弟だったが、陰口をたたいていたのがバレて前田らに匿(かくま)ってもらった小太郎を、鬼塚が捕まえに来た。
ボロボロにされながらも、鬼塚の足にしがみつく武藤と大橋。
中堅どころの2人が、見も知らなかった小太郎を前田の頼みだからと必死に護ろうとする。あげく、鼻血まみれながらも不敵に笑ってみせるのが…「漢」だねぇ。
中学時代、卑怯な手でやられた相手「西沢」とのタイマンにきた帝拳高校一年の「海老原」。
だが、西沢は同じくタイマンに来た米商の「八尋」と、自分への挑戦権をかけて闘えなどとけしかける。
汚い手だが自分の手で決着をつけたい海老原は、その手にのってしまう…。
そして何とか八尋を倒し、西沢とのタイマン。
ダメージを与え追い込むと、西沢は隠れている仲間を呼ぶが…企みを見抜いた主人公で海老原の先輩にあたる「前田 太尊(たいそん)」らが現われる。
で、今回のセリフは、西沢が「タイマンのはずなのに何で仲間が出てくるんだよ」と(自分は仲間呼んだくせにね…ちなみに前田たちが既に片付けちゃってるけどw)言うのに対し、海老原に来るなと言われていたが「タイマンの場を守るためだけ」に来た太尊の海老原へのセリフ。
いつの頃からか情けない事にフクロだのイジメだのが主流になりましたが、今でもタイマンはってる奴はいるのかね?
ログ・ホライズン
「冗談だろ、ちみっこ。だって、ちみっこ身長ないじゃぎゃふっ」
言葉を叩ききるように鋭い飛び膝蹴りが直継の顔面に入る。
「主君。バカ直継を蹴ってもよいだろうか?」
「だからそういうことは事前に断り入れろよっ!」
オンラインゲーム…を基にしたというか何というかなお話。
読んでるとゲームしたくなる。
こういう題材は好物なので、楽しんで読んでいる。
刊行ペースが速いのもありがたい。
シロエの言葉に、にゃん太は同じ月を見上げる。
黒い耳が風に吹かれてひょこひょこと動き静かになる。
「一番すごいことをするといいにゃ」
「すごい……」
シロエはにゃん太を窺う。その表情はいつもどおり穏やかだったけれど、月の光の中でいつにもまして大人に見えた。
「猫人族」の「にゃん太」は本人曰く「年寄り」ということで、落ち着いていて頼れる大人な御仁。
なんで、「班長」とか「ご隠居」とか呼ばれていたり。
それでいて、遊び心もあるってのは…ゲームやってたくらいだしなぁw。
見誤っていた。このシロエという青年を。実力も優しさもあるけれど、内省的でシャイな青年だと思っていた。でも、違う。この青年の本質的な部分は、ひどく純粋なのだ。目標に対してひたむきで、その考えも手法も直線的。効率的で、容赦というものが、ない。
戦って奪い取る。この青年は、そのシンプルな原理に忠実なのだ。決めるまでは散々迷うかもしれない。刃が鈍るかもしれない。でも、決めたら「やってしまう」青年なのだ。
「純粋」というと、妙に綺麗なイメージがあるが、そういうわけじゃない。
「純度が高い」…と言い換えられる気がする。あくまでも個人的にだが。